動脈硬化等の生活習慣病は老人、中年、若年に関係ない！

この本では、痩せるには骨盤が鍵である、骨盤は開閉する、骨盤を閉じてやればどんどん痩せてゆく、という話である。いわれてみれば確かに骨盤のズレを治したら痩せた人などもいるし、とりあえずやってみるか、という事でやってみました。1日30秒で大した体操でもないし、手軽だし。しかし、ちっとも痩せない…なぜだろう？？人は悩んでいる時、何かに迷っている時、骨盤はいつでも開閉しているという。ではインターネットで骨盤の画像を検索してみる…はて？？これの一体どこが開閉しているというのだろうか。作者の川津は言っている。「医学的根拠はわからないが」。それじゃだめだろ。実際には骨盤体操、それから痩せるレシピ、それから中途半端なやり方の断食を紹介している。体験談の多くはこの半端断!によって痩せた、というのがほとんどで、骨盤体操のみで何キロも痩せた人というのはとても少なかった。作者の川津はたしか「超能力健康法」という本を出している。これは確か人間の潜在能力を引き出す、というものらしい。だとすれば。川津、ならびに骨盤体操で痩せた、という人は一種の潜在能力で痩せたんではないだろうか？つまり思いこみみたいなもので、本来「この本における体操による骨盤の開閉」というものはあまり関係なかったのでは？実際自分も含め4人で試してみましたが誰一人効きませんでした。しかしこれ以外にも骨盤が健康への鍵、という本はいくつも出ているので、実際にうまい事骨盤と付き合えば痩せるのでは、というのは納得できちゃってたりして。