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禁煙の愉しみ
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喫煙者にしか実現できない自己変革の薦め |
禁煙とは健康のためでもマナーのためでもなく、未だ経験したことの無い、或いは忘却の彼方にのみある世界への旅立ちである、というのは、おそらく禁煙成功者にしかわからない、したがって(少なくともいつかの時点での)喫煙者にしか実現できない「自己変革」である、というのが本書の主張である。
これを読んで1週間経つが、未だに禁煙に踏み切れないでいる。
しかし、初めて「これなら禁煙してみたい」とポジティブに思えるようになった。
禁断症状とか体重増加とか禁煙の「副作用」さえポジティブに捉えられるとまで言っては言いすぎだろうか。しかし、少なくとも禁煙によって得られる新たな自分のベネフィットに較べればそれら「副作用」は相対的に小さなものに思える筈だ。
これまで数え切れないほど禁煙を試みた(マーク・トウェインのように)方々必読の書である。
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読み物として面白い |
どこかの禁煙本は「洗脳本」として有名ですが、これもある意味洗脳本だなぁと思いました。
著者が自分を洗脳してるような雰囲気。だからおもしろい!
シンプルで淡々とした文章なので、実に読みやすく、素直に自分の考えたこと、感じたことを書いているのでなんの抵抗もなく受け入れられます。
エッセイを読む感覚で読んでいたのに、読み終わった頃には「ああ、禁煙って楽しそう」と呟いてしまった。
これは禁煙の仕方を書いた本でもないし、禁煙を勧める本でもない。ましてや喫煙が健康に与える影響を書いた本でもない。
著者が禁煙したときに(おそらく悶々と)頭の中で考えていた事を綴っただけの本です。
だけど、禁煙できそうな気がしてくる本です。
まだしないけど(笑)
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禁煙は快感である |
タバコを止めたくて、止めたくて・・・・・禁煙関係の書籍だけで20数冊読んでも、結果は期待に反して常に挫折。 そんな挫折感にとらわれたときにこの本と出会いました。 どうせ、いままでに読んだ禁煙本と同じだろうと思いながらも読み進むにつれ、禁煙という一種の快感ゲームに参加してみようという気持ちにさせられました。 現在、読後3ヶ月経過、禁煙してからも3ヶ月経過。 いまだニコチン離脱症状に襲われますが、筆者も書いているように、世界が白黒からカラーにかわったような心地よい錯覚に包まれ、ニコチン離脱症状を愉しむゆとりさえ生まれてきました。 大げさかもしれませんが、別のもっと意義のある人生を歩み始めたような気持ちで毎日を過ごすことができるようになりました。 ただただ山村修氏に感謝。
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非喫煙者におすすめする禁煙の本 |
たばこの害を訴えるわけではなく、ハウツー的な禁煙の啓蒙書ではありません。非喫煙者、喫煙者、禁煙者を経験した著者が、禁煙の愉しみを著しています。著者は禁煙は苦行ではないと言っていますが、かなり苦しんでいる様子がわかって共感を覚えます。元来喫煙者でない私も禁煙してみたくなりました。
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喫煙している間に読むべし |
僕は、禁煙をしてから読んでしまいました。しかし、この本は、禁煙したいけどできない時に読んだ方が楽しめるのではないかと思いました。なぜなら、禁煙って普通はマイナスなイメージ(喫煙者側から見て)ですが、それを事も無げに楽しいと表現されています。え!?そんな捕らえ方もあるのか。と思わせる、禁煙への第一歩の本だと思います。