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実践森田療法―悩みを活かす生き方
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内容が薄すぎると思います。 |
私は森田正馬関連の書籍を(森田正馬以外の著作も含む)
30冊くらい買いあさり読み漁りましたが、
この本はどうも内容が薄いとしか思われません。
他の森田療法に関する書籍を読むとこの本では参考になる部分がほとんどないのです。
あえて上げると唯一参考になったのは、
森田療法自体が明治時代に開発されたものであるので
若干現代になじまないものも多く(例えば、重作業期の薪割りなど)
それを現代風に当てはめた
臥褥期以降の軽作業期と重作業期などが現代で言えば何に当たるのか
くらいなものでした。
そのほかはほとんど参考になりません。
巻末の「森田正馬の生涯と森田療法の成りたち」部分もかなり薄く
渡辺 利夫氏の「神経症の時代―わが内なる森田正馬」のほうが断然詳しいです。
全く森田療法を知らない人が読むにはいいのかもしれませんが
それならば岩井寛氏の森田療法(講談社現代新書)ISBN: 4061488244 を絶対的にお勧めします。
※ちなみに、岩井寛氏の「森田療法」は、氏が癌に侵され、耳が聞こえなくなって目も見えなくなった状態で
口述筆記により書がかかれたもので、まさに魂の書といえます。
値段もこの本の半額なので森田療法に興味がある人は岩井寛氏の本のほうをお勧めします。
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人生の座右の書にさえ、なり得る1冊 |
この本の最大の功績は、森田療法を現代的に発展させ、また一般の読者にわかり易く解いた点にあるでしょう。挿絵の雰囲気もいい感じです。いつまでも悩みにとらわれてばかりいる人、ぜひご一読を!
既に森田療法を知っているが、この本は読んでない、という人は必読ですね。森田療法がここまで応用が効くのかと驚くことでしょう。森田療法が、単なる神経症の治療にとどまらず、人生そのものを豊かにしてくれることが、改めて実感できます。今後森田療法を語るのに、この本を読んでない人はもぐりであるとまで言いたいです。森田療法の歴史において、この本は一つのマイルストーンになる事は間違いないでしょう。患者にとっても治療者にとっても、これは大きな発見をもたらす1冊です。
ほんとうに読みやすく、すぐ実践できる有益な秘訣が、そこかしこにちりばめられています。人によっては、人生の座右の書にさえ成り得る1冊です。
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気分が落ち着きました。 |
心療内科で鬱病と診断されたのですが、病院の治療法や処方箋が合わず、通院を諦めていたところ、この本を知り、病気で、いろいろと心に葛藤があったのですが、落ち着いたような気がします。
残念なのは森田療法の実践方法についての詳細が掲載されていないところでしょうか? とにかく、鬱病で気分が晴れず、外出もままならない方は一読されてみては如何でしょうか?