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自由論
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翻訳が生硬で、ミスもある |
大学受験の講読教材として使った。
翻訳は、中央公論社の早坂氏のほうが精確です。岩波のものは訳者の名前を残すための権威主義的なきらいがあります。それこそまさにミルが忌み嫌うものです。
原書を音読し、その格調の高さを日本語に置き換えることを目標に「英語の勉強」教材として使用するのもよし、理路整然とした頭脳をもち、恋愛においても一貫した態度を持って生涯を送った思想家の書として読むのもよし、いずれにしても、本書を原書で味読しなければ、こんな岩波の訳書で感動している程度の読みでは、まだまだと言わねばならないでしょう。
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自由民主主義がいかなるものか知るために必読の書物 |
自由民主党という政党もあり自由党という政党もあった。それに属する政治家達は口をそろえて自由と民主主義を守るという。元来自由種柚木と民主主義を結びつけ自由主義を完成させたのはミルであるといっても過言ではない。果たして自由と民主主義を守るといっている政治家達が本当に自由主義者なのかそれとも自分の利権と票稼ぎの為に自由民主主義、自由主義という口当たりいい言葉を口実にしているだけなのか自由論という自由主義、自由民主主義の集大成である本書を見れば明白になるだろう。私は元来、大川周明、北一輝、皇典学者権藤成卿といった日本ファシズムの影響を受け彼らの思想はミルの自由論に全て含まれると考える者である。
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日本で使われている「自由」とはだいぶ異なる内容では? |
自由と自分勝手の境目が見えにくくなっている日本の社会において、明確に権利と自由を
理解するために必読すべき本だと思います。
政治的な主義主張はともかく、自分自身を強く持って前向きに生きていくために携えたい
最高の1冊です。
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必ず読んでおきたい一冊 |
言わずと知れたJ・Sミルの自由論。この本に書かれている内容は現在の日本にも当てはまってしまうところが数多くある。
海外にでると偽善心や人間としての道徳心がないため、武装集団に捕まってもまた行きたいなどというようなマルクス人間や、首相の悪口ばっかりで、たいした政治方針もない政治家、はたまた、歴史に無かったことをメディアという武器を使って勝手につくりあげた新北派と呼ばれるマスコミの方には是非是非読んでもらいたいと思います。
本当の民主主義とは何かを考えさせてくれます。
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自由主義の原典 |
自由主義には読むべき原典はないのか? いやある。ただ一冊あげるならば、この「自由論」がそれにあたる。
しかし、悲しいかな、それほどよい出来ではない。妥協や手抜かり、矛盾や退屈さが拭えないのも確か。
自由主義の強靭さはむしろ、たったひとりの思想家に依ることができないところにある。
しかしそれでも、この書は抜かすことができない。
ブックリストにほとんど入ることがないのは、選者の不明もしくは偏向に理由がある。