生活習慣病は、老人、中年、若年と年齢に関係なく襲いかかります。
生活習慣を見直して動脈硬化等の生活習慣病をを克服しよう!!
役立つ情報を集めました!

ご注文のタイミングによっては在庫切れの場合がございます。
予めご了承願います。

禁煙ファシズムと戦う

禁煙ファシズムと戦う 人気ランキング :
定価 : ¥ 893
販売元 : ベストセラーズ
発売日 : 2005-09
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 893
人間がわかっていない、ということ。

古い日本映画に異和感を持つのは大人の男性が軒並み(職場でも病院でも)喫煙している風景です。そういえばTVでもすっかり喫煙者を見かけなくなったと思ってたら、2003年の「健康増進法」以降の変化だったとは本書を読むまで気が付きませんでした。小谷野氏のやけっぱち振りに笑いながら読んでる内に、現実に職場の喫煙室が「就業時間中は立ち入り禁止」となり、ニコチンパッチによる禁煙を勧めるメールがまわってきました。わたしは非喫煙者ですが、ここまで来るとファシズム...かな..と言う気がします。何の臆面もなく、正しいとされていることをひたすら断行する幼稚さに慣れている自分が怖くなりました。

せっかくの主張も書き方で全て台無しです。

 切り口は良いのですが、編者である小谷野氏の文書作法が問題である。他人の意見を批判するのにも作法や礼儀があると思うのだが、どうも不作法に過ぎる。目下が酒席で自分にタメ口をきいたことを無礼であると憤っているにもかかわらず、自分に対立する他者に対しては目上であろうが関係なく文章上で罵倒しているのである。更に、自分を論述のプロフェッショナルと自負しているにもかかわらず、いわば素人である新聞投稿者に対して、その文章を引用しては口汚く罵倒している。極めてアンフェアである。このような書き方で「嫌煙運動はファシズム」などと訴えても「こいつこそ自分を誤解した社会的不適格者」と思われてしまい、嫌煙家に「喫煙者はいかに自己中心的で独善的であるか」という論拠を与えてしまうのではないだろうか。そして、その結果、本当に問題とするところの「個人が有する権利への一方的な価値観による規制=ファシズム」への警鐘というテーマが限りなく希薄に受け取られ、読者は喫煙権論争という表層にのみ囚われてしまうのではなかろうか。

常識を疑おう

すごくおもしろかった。今まで読んだ新書の中で一番おもしろかったくらい。喫煙者である小谷野氏は、嫌煙権がばかりを優先する現在の禁煙化の動きは喫煙者に対する差別であると主張している。それゆえ、氏はなぜ分煙でいけないのか、なぜ本当にタバコが有害なら違法化を目指さないのか、と問いかけている。それに対して、禁煙者の斉藤氏の主張は、国家が個人の健康にまで介入することへの危機感からなされている。
正直、小谷野氏が主張するようにタバコと車を比べて車のほうがよっぽど危険だと言われても、やはり違和感を感じてしまう。しかし、喫煙が悪でタバコを吸わないことが善であり、タバコの有害性についてはほとんど何も反論がなされない現状がおかしいのではないか、という両氏の問題提起は全く妥当であると思う。
日本では「決まっているからいけない」という説明がすごい説得力を持つと思う。それゆえ決まったことに対して何にも疑問を抱かず思考を停止してしまう傾向があるように感じる。禁煙についてもその傾向が当てはまることを本書が示してくれた。

学者の本の体裁

文系学者の書いた「新書」だが、巻末の資料をみると、研究者の著作物の
体裁は整っているように思う。ここにもまた、「気になる女」上野千鶴子さんが登場。自動車の運転についてにかかわったところであります。
強者vs弱者のていをなしてきた嫌煙派と喫煙派であるがゆえに、
理不尽とかんじる筆者が仲間とともに立ち上がった。
めあたらしいのは長野県知事の田中康夫の「欺瞞を暴く」部分。
そうか、嫌いだったのか。本書の版元KKベストセラーズには敬意を表したいです。だって、この内容ではいかに「売れる」筆者だとしてもやっぱり
身を引きたがるものでしょう。今後のレビューもよんでいきたいです。

私も負けません。

公共施設で禁煙を実施していく場合、重要なポイントは、「分煙」と「全面禁煙」の違いである。
病院など医療施設で禁煙を実施しようする場合、その違いは実に大きい。病院へ行きたくて行く人はまずいない。普通やむを得ずである。
ある内科医の先生は、全面禁煙について、肉体的・精神的弱者たる人たち=患者を積極的に受け入れるべき施設が、喫煙者を全面的に排除することに疑問を投げかけていた。至極正論である。
健康にいいか悪いか以前の問題として、この違いを無視しようとする議論はファシズムの兆候だと思う。
本気の「分煙」には金も手間暇もかかる。公的機関が真面目にやらねば誰がやるのか?
この本を読んでの感想です。胸の閊えが大分おりました。本数減りそうです。

『動脈硬化等の生活習慣病は老人、中年、若年に関係ない!』はAmazon.co.jpのWebServiceで実現されてます。
Copyright 2005 動脈硬化等の生活習慣病は老人、中年、若年に関係ない! All rights reserved.
Amazon google yahoo 情報通運 ブログ支店 これは使える!超便利な情報箱!